eccentric

そろそろ時効だと思うので一旦公開するブログ

コーイチくんが脱退して、2ヶ月が経った。

 

 

1ヶ月経った頃は、もう1ヶ月が経ったのかという印象だった。6人で活動を始めても、まだまだ7人の超特急の面影の方が大きかったし、現実味が薄かった。戸惑いもかなり大きかった。

 

しかし、約2ヶ月経った今は、まだ2ヶ月か、という印象に変わった。

この1ヶ月の間にツーショハイタ、newシングルジャケ写、MVが解禁し、その度に散々6人なのだという事実を叩きつけられた。コーイチくんを見る機会が無くなり、現在の状況や、今後の活動を知れる手段も無い。もうずっとコーイチくんを見ていない状態が続き、果たして彼は本当に居たのだろうかと思う程に、その存在は見えなくなってしまった。3/3のゲストライブ以来、今後の音沙汰もない。(キャレスがどうたらという噂もあるが…。)

今尚、戸惑いが完全になくなった訳でもない。もう半分諦めたのだ。これ以上理由を考えたところで、根拠もない妄想しか出てこないし、6人も運営もこの過去に触れることはないだろうと。

 

リーダー曰く、真実は僕たちにしか分からないのだ。

 

彼らにとっては、既に終わった事であり、今更脱退時期の詳細を決めるなどという事は恐らくしないであろう。タクちゃんと入れ違いに辞めた元メンバーが、自然消滅の形で終わりを告げたのと同様、今回もきっとやり口は同じなのだ。最早この事務所はそういう方針なのだと腹を括るしかないのだろう。

 

ただ幾ら後ろは見ない、前しか見ないと言っても、まだ7人がどうしようもなく恋しくて、中々どうして切り替える事が出来ないのが現状である。

6人はとうに新体制としての覚悟を決め、過去を振り切り、完全に進み始めているが、果たして本当にそれでいいのだろうか。彼らを真摯に応援していこうとすればする程、疑問が生じるのも事実。

 

終わり良ければ全てよし。

 

このことわざの意味をこんなに噛み締めたのも初めてである。卒業式、退社式、葬式等、人間は何かが終わり、新たに旅立つ時、こういった形式で儀を執り行うのが慣わしである。きちんと今までを振り返って、悲しいけれど、寂しいけれど、昔に想いを馳せて、また明日から頑張って生きていこうと思う事の出来る、これはまた前を向く為の、とても重要な区切りのつけ方なのだと感じた。

きちんと別れを告げる場が設けられていたのなら、こんなにコーイチくんへのやり場のない想いを積もらす事も無かったかもしれない。彼の口からも詳しく語られる日が来るかは分からないが、2018年は沢山歌うよ、と言った彼の言葉をとりあえずは信じて待ってみようかと思う。

 

例え真相が分かったところで、この状況が変わる訳でもないだろう。どんな事であっても、永遠はないのだ。だが、この状況のまま応援していくのも、過去の7人であった彼らを蔑ろにはしていないだろうかと考えずにはいられない。

 

前を向くのが悪い事だと言っているのでは決してない。前を向く前にやるべき事をやらなかった事が、この心のモヤモヤの原因を作り出しているのだ。それでもなお、乗車し続けるのはとてもシンプルな理由である。

 

 

超特急が何よりも好きだから。

 

 

先頭車両を切り離された1号車は今、超特急という肩書きを失った。7両編成となった電車は進み始めたが最後、止まることはない。1号車を失った今、この電車の行く先は誰にも分からない…